【失敗のもと】海外移住に大事なのは『人に惑わされない』ことです!


『海外移住』を考えているあたな、または、すでに『海外移住』のスタートを切っているあなたに知っていてほしいことがあります。
今回は、『海外移住』実行中に大事なのは『人に惑わされない』こと、というお話です。

本記事の内容

記事の信頼性

この記事を書いている僕はヨーロッパのアイルランドで永住権をとって住んでいます。
28歳の時、学歴・英語力なしでアイルランドに渡り、その2年後アメリカの某大手IT企業に就職しました。
そのさらに数年後、永住権をとり現在に至ります。

1. 海外移住に大事なのは『人に惑わされない』ことです!

1-1. 必ず出会う先輩方

あなたは『海外移住』のスタートを切って、目指す国へ降り立ちました。
そこは学校かもしれないし、ワーキングホリデーの仕事先かもしれません。

そこには必ず日本人の先輩方がおられます。
情報収集のために行ってみた日本人コミュニティーなどにも先輩方がおられます。

先輩は、もう海外移住を果たした方かもしれないし、仕事を見つけた方かもしれません。
もしくは、学校に通っているかもしれませんし、あなたの一日前に来られた方かもしれません。

まだ来たばかりの新参者のあなたは、やはり少し心細くて、同じ日本人の先輩方に出会えてほっとするし、ひょっとしたら「よかった、頼れる人ができた」と思うかもしれません。

先輩方は「流ちょう(そう)に」その国の言葉を話します。
そしてあなたは「すごいな」とあこがれ、今そんなにしゃべれない自分に「引け目」を感じます。

先輩方は、あなたのまだ知らない、いろんなことを知っているし、いろんな経験をしています。
先輩方は、いろんなお店も知っているし、どこで日本食を手に入れるかも知っています。
行かない方がいい場所も教えてくれるし、この国の人たちの変なところもいろいろ教えてくれます。

ここに長くいる先輩は一人でアパートに住んでいるかもしれないし、仕事をしていている人かもしれません。
あなたが近い将来手に入れたい生活をすでに手に入れた先輩と「知り合い」になって、あなたは思うかもしれません、「いい人脈ができた」と。

1-2. 先輩方はあなたと別の目的でそこにいる

先輩はやさしい方かもしれませんし、ひょっとしたらそれは一生の出会いかもしれません。

しかし、先輩方はいろんな経緯で、いろんな目的でそこにいます。

国際結婚した先輩、日本の有名企業の駐在員の方、あなたより前に海外移住のために就活で苦戦している先輩、もしくは外国で楽しむために語学留学で来た先輩。

すでに働いていたり、国際結婚をしていたり、その上家まで持ってる、あなたが手に入れたい、いろんなものをすでに持っている先輩たちに、あなたは圧倒されて嫉妬を覚えるかもしれません。

もうずいぶん前に来て、海外移住を目指している先輩は、就職がどれだけむつかしいかを語って、あなたは「自分にもできるのだろうか」と自信をなくすかもしれません。

ある先輩は、「そんなに頑張らなくてもいいよ」と、一見優しく見えるだけの言葉をかけてくるかもしれません。

先輩たちに出会い、もし心が揺さぶられたら、まず一歩下がって考えてみましょう。

先輩方は、あなたとは「違うバックグランド」で育ち、「違う人生」を歩んでいます。
先輩方は、「たまたま」あなたより先に来て先にいろんな経験をし、あなたは「たまたま」先輩方より後に来て、まだ何の経験もしていない、たったそれだけもことです。

もう就職活動をして苦戦している先輩のいる状況は、あなたが就職活動を始めるときとは違っているかもしれない。

同じなのは、「今、あなたと同じ異国にいる日本人である」というだけです。

電車で同じ車両に乗り合わせた他人となんら変わりません。
もし、電車が揺れて隣の人がこけそうになったら、あなたは手を差し伸べますが、たまたま隣に座った方が借金を背負っていても、同じ日本人だからと理由でお金を貸したりはしませんし、貸す義理もありません。

就職している先輩は、「履歴書送って、会社に出してあげるから」っていうかもしれませんが、普通に考えたら、まともな会社なら、一社員が会ったばかりの、ろくに能力も知らない知り合いの履歴書を出したところで、優先的に採用したりはしません。

また別の先輩は、あきらめて不法就労、不法滞在をして、「これでも楽しくできるよ」って、同じ道に誘ってくるかもしれません。

そしてもっと気を付けたいのは、あなたや、ほかの新参者が心細く感じることを知っていて、それにつけ込んでくる先輩もいるかもしれないとうことです。

1-3. 海外移住するのはあなた自身です

あなた自身の『海外移住』の目的と方法は、先輩方とはなんの関係もありません。
大事なのは、あなたが目的にしているもの、例えば「ソフトウェアデベロッパーになる」とかなら、その仕事に十分な技術を付けるのに集中するだけです。

たとえば、先輩の中には、ほかの先輩に紹介されて無事就職できたという方がいるかもしれません。
でもそれは「先輩の紹介で」というよりも、会社がその人の「力」が会社に必要だと判断したから就職できたにすぎません。
その人は、先輩を通さずに就職に応募したとしても通っていたはずの人です。

しかも、もしコネだけで入ったとしても、ずーっと上下関係が続くだけで、息苦しくなるだけです。

あなたは、「自分の自由を手に入れるため」にその国までやってきました。

しかも、あなたの挑戦には資金や『滞在許可証』の関係でタイムリミットがあります。

人との出会いは大切ですが、あなたの心をくじくのなら、それはいい出会いとはいえません。

集中すべきは「あなたの目的を果たすこと」だけです。

目的を果たすまでは、たまたま同じ車両に乗った人に惑わされず、目的を果たしてから、新天地で利害関係のないよい人間関係を築いてください。

2. まとめ

  • 海外には日本人の先輩方は、あなたと別の目的でそこにいる
  • あなたの挑戦には資金や『滞在許可証』の関係でタイムリミットがあります
  • 集中すべきは「あなたの目的を果たすこと」だけです

ちょっと先輩風をふかせたみたいな記事になってしまいましたが、「僕が、来たばかりの僕に言うことができるとしたら、どんなことを伝えるかな」と思って書きました。
僕自身、もちろん先輩には出会いましたが、早い段階で、自分との異質さに気づき、自分の目的だけに集中しました。
いろんな話をきくと、やはりなれ合って、みんなで失敗してしまう事が多いようです。
自分の目的だけに集中して『海外移住』をつかみとってください!